ひと粒ずつ、違う顔。ガラスビーズを身につける
Faburs
小さな粒をつないで身につける楽しみは、ずっと昔から続いています。
丸い粒の隣に、細長い粒。透き通った青の隣に、こっくりとした茶色。ビーズはひと粒でも目を引きますが、いくつか並ぶと、また違う面白さが生まれます。
色を揃えたり、途中にひとつだけ違う形を入れたり。同じビーズでも、隣に何を置くかで印象が変わる。小さな粒をつないで身につける楽しみは、ずっと昔から続いています。
小さな粒で、装ってきた
貝や石に穴をあけ、糸を通す。ビーズは、人が身のまわりのものを装飾へと変えてきた、ごく基本的な形のひとつです。首や手首を飾るほか、衣服に縫いつけたり、髪飾りに加えたり。小さいからこそ、いろいろな場所に色や模様を添えられます。
ガラスのビーズにも長い歴史があります。東地中海のガラス製造遺跡では、紀元前二千年紀のものが見つかっています。ガラスづくりの早い時期から、人はこの素材を小さな粒にしていました。ガラスビーズの歴史について
ガラスなら、鮮やかな色も、透ける色もつくれる。丸い粒に別の色を重ねたり、縞や花のような模様を閉じ込めたりもできる。
チャーム − クリア。ハート形パーツが、インドネシアの再生ガラスです。画像:Faburs商品ページ
古代ローマのモザイクガラスのビーズや、ヴェネツィアのミルフィオリ、日本のガラス製の勾玉。時代や場所によって、好まれる形は違っても、小さなガラスに工夫を凝らしてきたことがわかります。衣服を飾るビーズ細工まで含めれば、その表現はさらに広がります。コーニング・ガラス美術館の展示より
ひと粒の色や模様を選び、それをどう身につけるか考える。今、ネックレスを選ぶときにも通じる楽しみです。
ネックレス − セピア。中央の貝形パーツが、インドネシアの再生ガラスです。画像:Faburs商品ページ
もう一度、ガラスを形にする
再生ガラスのビーズは、一度つくられたガラスを原料に、再び熱を加えて形づくられます。
インドネシアの東ジャワには、使われなくなった瓶などのガラスからビーズをつくる仕事があります。集めたガラスを選び、洗い、熱を加え、小さな装飾へと変えていく。その土地でつくられるビーズには、自然の形や昔のビーズから着想したデザインも見られます。東ジャワのビーズづくりの記録
再生ガラスを手で形づくったビーズには、ひと粒ずつ違う表情があります。丸みや厚みが少し違う。色の濃いところと淡いところがある。小さな気泡が見えたり、輪郭がわずかに揺れていたりする。
そうした違いは、光が当たるといっそうよく見えます。厚い部分では色が深く見え、薄い縁には明るい光が通る。手の中で向きを変えるだけでも、ひと粒の印象が変わります。
「この粒は、少しふっくらしている」「こちらは光に透かした色が好き」。同じ形の中にも、自分が惹かれるところがある。それが、再生ガラスのビーズを選ぶ楽しさです。
貝のかたち、ハートのかたち
Faburs Studiosでは、インドネシアの再生ガラスを使った貝やハートのパーツを、さまざまな国から集めたビーズと組み合わせています。アンティークのもの、新しくつくられたもの。色や形を見ながら組み合わせた、一点もののアクセサリーです。Studiosの素材と組み合わせについて
「ネックレス − セピア」の中心にあるのは、ブラウンのガラスの貝。貝殻の筋に沿って光が映り、くぼんだところには深い色がたまります。その周りには赤茶やクリーム、透けるビーズ。丸い粒と細長い粒が混ざることで、一本の中に変化が生まれています。
透明なハートを使った「チャーム − クリア」では、ガラス越しに見える紐や、隣に置いた赤いビーズも表情の一部。色のあるガラスとは違う、透明だからこその組み合わせを楽しめます。
ビーズひと粒の個性と、つないだときの面白さ。その両方があるから、眺めていると、また小さな発見があります。
身につけるうちに、見慣れてくる色や形がある。たくさんの粒の中に、なんとなく好きなひと粒ができる。そんな付き合い方も、ビーズのアクセサリーにはよく似合います。
関連するアイテム